自家がんワクチン療法
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自家がんワクチン療法
胃がんの治療実績と症例


 

2007年2月6日時点までに自家がんワクチン療法を受診された胃がん症例のうち、経過報告があった症例についてソフトクライテリアの観点から評価した治療成績を以下にまとめました。

 評価済み症例中23%で、臨床的に見てなんらかの改善効果(改善例 + 1年以上の長期不変・長期無再発例)が見出されております。ソフトクライテリアは、学術的にみて厳密な評価基準(ハードクライテリア)とは異なるものですが、参考にしていただければ幸いです。

ハードクライテリアの観点からみた臨床効果については、こちら

ハードクライテリアソフトクライテリアとは? 解説は、こちら

がん種

全症例数 評価済み
症例数
改善例数
無効例数
改善率1 転帰不明 改善率2 経過観察中
3)
改善
4)
長期不変・無再発
(1年以上) 5)
無再発
(6ヶ月以上1年未満)
無効
評価済み症例中
6)
転帰不明=無効とした場合 7)
27
13
1
2
1
9
23%
7
15%
7
注:  
3) ワクチン投与後1年未満
4) 残存腫瘍サイズ縮小、腫瘍マーカー減少、推定余命より2倍以上の延命、QOL(KPS評価)の明らかな改善等の数値化できる指標のいずれか; 主治医の評価による何らかの臨床上の好ましい反応
5) 長期不変・無再発 (ワクチン投与後1年以上無再発あるいは無増悪)
6) 改善率1=(改善例数)/(評価済み症例数)
7) 改善率2=(改善例数)/(評価済み症例数+転帰不明)


<症例>

〔症例0003〕
 2001年12月手術したが胃癌の局所が穿孔しており、腹膜播種は避けられず、余命6ヶ月と考えられ、抗がん剤療法施行。02年4月肝、リンパ節転移発見。02年10月自家がんワクチン療法開始、免疫反応テスト(DTH)陽転。ワクチン終了後、QOLが明らかに改善
、1年経った時点でゴルフに3回も行った状態が03年11月でも継続、車も買い替えた。ワクチン後に医師の強い勧めで抗がん剤療法に戻ったが、本人が勝手に休薬している。肝転移巣はCT画像上で長期不変(SD)。しかしその後進行、04年8月永眠。医師予測の5倍の期間生存

〔症例0124〕
 スキルス胃癌だが腺癌(印環癌ではない)。自家がんワクチン接種後1年経過時無再発、元気でいる。

〔症例0205〕
 例外的に自家がんワクチンを3コース接種。1年経過時無再発