自家がんワクチン療法
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自家がんワクチン療法
腎がんの治療実績と症例


 

2007年2月6日時点までに自家がんワクチン療法を受診された腎がん症例のうち、経過報告があった症例についてソフトクライテリアの観点から評価した治療成績を以下にまとめました。

 評価済み症例中43%で、臨床的に見てなんらかの改善効果(改善例 + 1年以上の長期不変・長期無再発例)が見出されております。ソフトクライテリアは、学術的にみて厳密な評価基準(ハードクライテリア)とは異なるものですが、参考にしていただければ幸いです。

ハードクライテリアの観点からみた臨床効果については、こちら

ハードクライテリアソフトクライテリアとは? 解説は、こちら

がん種

全症例数 評価済み
症例数
改善例数
無効例数
改善率1 転帰不明 改善率2 経過観察中
3)
改善
4)
長期不変・無再発
(1年以上) 5)
無再発
(6ヶ月以上1年未満)
無効
評価済み症例中
6)
転帰不明=無効とした場合 7)
17
7
2
1
1
3
43%
4
27%
6
注:  
3) ワクチン投与後1年未満
4) 残存腫瘍サイズ縮小、腫瘍マーカー減少、推定余命より2倍以上の延命、QOL(KPS評価)の明らかな改善等の数値化できる指標のいずれか; 主治医の評価による何らかの臨床上の好ましい反応
5) 長期不変・無再発 (ワクチン投与後1年以上無再発あるいは無増悪)
6) 改善率1=(改善例数)/(評価済み症例数)
7) 改善率2=(改善例数)/(評価済み症例数+転帰不明)


<症例>

〔症例0020〕
 片方の腎臓を切除し、IFN療法を施行。摘出部位に再発の可能性があるため、浸潤部を切除。IL-2療法を施行。IFN/IL-2と併用する形で自家がんワクチン療法施行。リンパ節転移が残存しているものの長期不変癌の大きさは変化なし)であったが、2年後に死亡。

〔症例0152
 左腎原発。右腎、肺転移あり。2004年11月自家がんワクチン接種前はIFNが無効、自宅療養。投与後明らかに元気になり、競馬にまで行くようになった。QOL大幅改善例

〔症例0268
 数ヶ月以内の再発が危惧される第3期だが、1年3ヶ月経過時無再発