■患者様個々人のパーソナルドラッグです■

 がん抗原や免疫担当細胞は、患者様一人一人によって異なるのが普通です。「自家がんワクチン」は、患者様自身のがん組織を固定したものが原料ですから 、その患者様だけに特有ながん抗原を含みます。そのため、完全なパーソナルドラッグとなります。
 「自家がんワクチン」はこれを用いたがんの再発防止・転移の予防・手術で取り残したがんの治療を目的にしています。 また、がんの種類を問わず、どのがんにでも適用可能です。

■自家がんワクチン療法の臨床効果■

肝がんの手術後の再発を明確に抑制できることが臨床試験で証明されています。
 18人の患者様に自家がんワクチンを接種した結果、接種しなかった患者様21人に比べて、15ヶ月後の再発リスクが81%も抑えられました。また、ワクチンを接種しなかった患者様では21人中8人(38%)が亡くなったのに比べて、ワクチンを接種した患者様では18人中たった1人(6%)に過ぎませんでした。この結果は統計学的に有意な差があり、学術論文として以下の雑誌に掲載されました。

 Clinical Cancer Research Vol. 10, 1574-1579, March 2004

 自家がんワクチン療法は、2006年2月までに310症例の治療実績があります。肝がん以外のがんについても、自家がんワクチンは適用可能で、客観的に見てワクチンが効いたと思われる症例は、全体の31%程度にのぼります。


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